ちなみに1年前は80キロ「しか」なかった。「しか」という表現が妥当かどうかはここでは追求しない。
過去20年強の間に、これだけ増減を繰り返しているのだが、原因はまったく分からない。
増えるときの原因はだいたい想像はできるが、減るときの原因がまったく分からない。
別に食生活とか運動とかで何か変わったことをしている訳でもなく、常に暴飲暴食、常に運動はしないのに、体重は増えたり減ったりするのである。
もっとも、減ったと言っても、最も減った時期ですら、標準より重いことには違いない。
別にダイエットなどする気は毛頭ないが、試しに標準体重前後まで落としてみたらどうなるか試してみようという気になった。
今の体重からだと20キロ程度の減量が必要となる。
現在、最も重かった時期よりは30キロくらい軽いので、20キロ程度の減量は数字としては難しくはないかもしれない。
しかし、かつての減量は、無意識だったので、意識的に減量するとなると話は違うのかもしれない。
減量するには、摂取するカロリーよりも消費するカロリーの方が多ければ良い、というのは誰でも分かる話である。
しかし、摂取するカロリーがどれだけなのかを計算するのは面倒くさいことである。
それなら、摂取するカロリーをゼロにしてしまえば計算も何も必要がないので楽だということに気が付いた。
人間なんて、所詮は、脳の指示で何かをしているだけなので、脳からの「食べろ」という指示を止めれば良いだけの話である。
煙草や習慣性の高い麻薬などをやめるときも同じはずである。
多分、血中の煙草や麻薬の濃度がある一定量より少なくなれば、脳が「足りない」と判断して「摂取しろ」と指示が出るのだろう。
「摂取しろ」という指示を無視し続けることにより、血中の濃度が低いのが普通になってくる。
食べ物も同じに違いない。
つまりは精神力の問題である。
食べたいときにグッと我慢する状態を数日〜数週間続ければ、「空腹」状態が普通になり、「空腹」という判断が鈍るに違いない。
そうすれば、「摂取しろ」の指示も簡単には出なくなる。
世の中には様々なダイエット法が流布しているが、要するに食べなければ良いのである。
それも永遠に食べないのではなく、ある一定期間だけ食べないようにして、脳を騙せば良いということに違いない。
この方法なら、再び脳が騙されない限りリバウンドは起こしようがない。
再び騙すには、既に「空腹感覚」が鈍っている脳を再び精神力で誤摩化さないといけないので、いやいや食いまくらないといけないことになる。多分、そんな面倒なことはしない。
というような話を他人にすると、ほとんどの人が同じような内容で反論してくる。
「そんなこと(断食)をしたら、返って体のバランスを崩して良くないのでは。。。」
確かにそうかもしれない。
しかしだっ、、、彼らは根本的ななことを忘れている。
そもそも、そんなこと(=断食)の反対のこと(=徹底的に食いまくる)でバランスを崩してきたから、かつて0.1トンを超える体重になり、今もそれに近いところにいるのである。
人生のバランスで見たら、完全に「摂取超過」なので、「摂取不足」状態が1ヶ月程度続いたところで、たいして問題はないはずである。(このワタクシの場合、20年続いても問題ないだろう)
問題が起こったら、また食えば良いだけの話である。
だいたい、自分でやってもいないのに、蘊蓄だけのヤツがこの世には多過ぎる。
数ヶ月後に会いましょう!
(関連エントリー)
「太るメカニズム」
「肥満」
ラベル:肥満
脳が好きなのは「快楽」です。
薬物も快楽、浪費も快楽、摂食も快楽。
絶食に快楽はない、だから無理ぃ。
脳は幸せが好きなんだ。