その結果、免許を取って既に25年くらいになるが、いまだに免許証はゴールドカードである。
車を運転する頻度の多さからすると、上出来ではないかと思っている。(って、普通のことか)
ある日、このワタクシは、どうしても深夜にあるモノを車で運ばないといけないことになった。
という事態になる数時間前の夕方、このワタクシは、ある会合のあとの懇親会で、乾杯の音頭を取らされるハメになり、乾杯の発声とともに一杯のビールを飲んだ。
元来滅多に酒を飲むことのないこのワタクシなので、乾杯の一杯以外はソフトドリンクしか飲んでいない。
そして、帰宅後、突然車に乗る必要が出てきた。
一杯とはいえビールを飲んだあとの運転は飲酒運転なのか?
既に5〜6時間は経っている。
悩んだ挙句、このワタクシは交番に行った。
(東京の)交番の警官というのは、どうしてかくも無愛想なのか。
客(いや、市民か)が門前に立っていて、それに気付いているにもかかわらず、向こうから声を掛けてくることはない。
しかたないので、こちらから交番に踏み込むことになる。
「あの〜、ちょっと相談があるのですが。。。」
「はぁ〜?」
「ですから、相談があるのですが。。。」
「なにぃ〜?」
怒らんでも。。。
「実は、、、数時間前にビールを一杯飲んだのですが、車を運転しても良いか知りたいので、アルコール検査をして欲しいのですが。。。」
「えっ」
「ですから、、、アルコール検査を。。。」
「 それはできませんっ」
やけに態度がデカい。
話をまとめると、とにかく、警察ではそのようなことはやらないと言うのである。
このワタクシとしては、運転してから検問で捕まるくらいなら、先に出頭して検査をしてくれと言っている善良な市民(=当然このワタクシのことだ)の考えが間違っているとは到底思えない。
ところが、警察(というか、その一警官)の言い分は、飲酒の検査は、あくまでも路上でいきなり車を止めてやるモノだ、の一点張りである。
そんなバカなことはないはずである。
警察の職務が、コソコソ隠れて走っている車を止めて飲酒運転の運転手を捕まえることなら、それで構わないが、本来の職務は、事故を未然に防ぐことではないのか?
つまり、善良な市民(=何度も言うが、このワタクシのことである)が飲酒検査に出頭してきたら、笑顔で検査し、「ちょっと飲み過ぎましたね〜。あと3時間は運転できませんよ」とか、「もうすっかり酒は抜けています。気を付けて運転してください」というのが、警察の職務ではないかと思うのである。
そのときの一警官曰く、酒は人によって分解能力が違うので、一概にどの程度の時間が経てば車を運転して良いかは分からないとのことであった。
そんなことは誰でも分かっているのである。だから検査をしてくれと言っているのだ。
だいたい、この国の制度はおかしすぎる。
200キロ出せる車を売る会社は取り締まらず、200キロ出した運転手を処罰する。
最初から、売る方を取り締まっていれば、スピード違反取締の警察に使われる税金は激減するはずである。
自動車免許取得のときに、酒好きには免許を発行しなければ、飲酒運転はなくなるはずである。
しかし、そんなことをやれば、社会が機能しなくなる。
であれば、「ちょっと飲んだから検査して」という善良な市民(=言わなくても分かると思うが、このワタクシのことである)が検査にきたら対応すべきであろう。
結局、夜中にもかかわらず、若いモンを呼びつけて荷物を運んでもらうハメになった。
(関連エントリー)
「車のハンドル」
「ふざけた警察」
「近頃の警察(2)」
ラベル:警察
まあ、それはそれで、販売するチェッカーの精度とか、売ってるメーカーとの癒着とかがあるんでしょうが……困ったもんだ。
それともコンビニで売ればいいのかな?
これなら売り込みに関しては自由競争だ。あとはやはり精度でしょうかね?
いずれにしても、警察は、捕まる人が減ったら困るというのがイヤみたいでした。。。