ぱんちょなプロフィール
ぱんちょなスケジュール
ぱんちょなテレビ出演
ぱんちょなつぶやき
ぱんちょな写真集
人気のタグ
iPhone iPad 言語 男女の機微 タイガース 野球 携帯電話
ぱんちょなキャンペーン

2005年08月30日

カリブの熱い夜

 アメリカ南部のノースカロライナ州・シャーロットから数時間、、、そこにはラテンの熱い風が待っていた。

 到着ロビーにある免税店でキューバン・シガーを買い求め、一路ビーチ沿いのホテルへ。
 ホテルには、プライベートビーチ、カジノ、ナイトクラブ、、、と何でも揃っている。
 手始めにカジノに乗り込んだところ、、、あっさり惨敗。
 気合を入れ直し、今度はナイトクラブへ。
 爆音が鳴り響くクラブの片隅のソファーに腰を下ろす。さすがに、バカンスシーズンもピークを越えたようでほとんど客はいない。
 すぐに、ラテンのセニョリータが隣に腰を下ろす。こっちは、おもむろに葉巻を燻らす。
 「My name esta Carolina. I can speak no English little. Are you Chinese ?」
 文法もクソもない。
 仕方がないので、「Puedo hablar espanol. No soy chinese.」と、「オレはスペイン語話せまっせ。中国人ではない」と切り返してやった。中国人という単語はスペイン語でなんというか知らないので英語でごまかした。
 実はこれくらいしか話せない。それ以外に知っている言葉は「Los Angeles」と「Las Vegas」と「Buenos Aires」くらいである。。。
 すると、いきなりカロリナにスペイン語でまくし立てられた。
 「Si, si.」と相槌だけ打っておいた。あとは、葉巻を燻らせてごまかしていた。
 しばらくその状態が続くと、どうやら、名前を聞いてきているようであった。
 それならと、、、「オレの名はパンチョだ」と言ってやった。
 すると、カロリナは、「新婚さんいらっしゃい」の桂三枝のように、椅子から転げ落ちて大笑いしている。。。
 「パンチョ ハポネス インポシーブレ!!!」
 たぶん「日本人でパンチョなんて名前はありえない!!!」とでも言っているのだろうか。
 もう一回、「オレの名はパンチョだ」と繰り返すと、また椅子から転げ落ちた。
 ようやく立ち上がったカロリナは、奥の方に消えて行ったかと思うと、仲間のセニョリータを数人連れてきた。
 何を言っているのかよくは判らないが、「この日本人、パンチョって言うんだって!!!」とでも言ったのだろう。今度は全員がずっこけている。
 どうやら、パンチョは、スペイン語系の名前の中でも、かなり面白い名前らしい。。。(と、勝手に判断した。)
 結局、美女8人とパンチョは、ほとんどお互いが理解できないまま、1時間ほど酒をくらって大騒ぎしていた。
 すると、「カンターレ、パンチョ!!!」との声がどこからともなく上がってきて、しまいには、「カンターレ、パンチョ!!!」の大合唱になってしまった。
 どうやら、歌を歌えと言っているようであった。とはいえ、このスペイン語だらけの世界で、やしきたかじんを「♪なめとんか〜、、、」と歌うわけにもいかず、思案しながら、カラオケの本を見ていると、ふとある曲に目が留まった。「Hotel California (version espanole)」と書いてある。
 そう言えば、昔、スペイン語圏での接待対応のために、ジプシーキングスのスペイン語の歌をいくつか丸暗記していたことを思い出した。(このあたりが、このワタクシの凄いところである、、、と、誰も言わないので言っておく)
 ましてや、「Hotel California」となれば、このワタクシの右に出るものはいない!、と勝手に思っている。
 スペイン語バージョンの「Hotel California」、それでなくても独特の哀愁の漂ったイントロが始まると、店内が静まり返った。いつの間にやら夜も更けてきたのか、店内は満席となっていた。
 お〜、緊張するやんけ〜、、、と思いながら、「旅の恥はカキステ」で、思いっきり、「Hotel California」を歌ってやった。
 結局、店内は「ブラボー!」のスタンディング・オベーションで、あっちの客、こっちの客から、「パンチョに酒を一杯回してやってくれ」とテキーラが運ばれてくる。。。
 さらに、「もっと歌え」(と言っていると思われる)声援にお応えして、馬鹿の一つ覚えのようにジプシーキングスの曲を10曲くらい立て続けに歌ってやった。いくら歌詞が画面に出るとはいえかなりいい加減である。
 もはや、店内はこのワタクシのワンマンショーである。
 気が付くと、完全に夜が明けていた。
 このワタクシに、これほどまでラテンの血が流れていたとは知らなかった。
 当分は、カリブで過ごすつもりだ。

 あばよ、アディオス。
posted by ぱんちょ at 02:10| Comment(18) | TrackBack(0) | ぱんちょな旅の物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『ホテル・カリフォルニア』の題名を見て、あの曲が頭から離れなくなりました〜
へぇ〜!スペイン語バージョンなんてあるんですね!
聴いてみたいものです。^^

前にロッドとドンがお好きと書いていらっしゃいましたが、
あぁ、同じ世代なんだなぁ〜、としみじみ・・・
(私、実はぱんちょさんより少し年上です・・・)
Posted by ひまひま at 2008年02月06日 14:56
ぱんちょ様

ラテンばんざ〜い!!
Posted by ハットトリック at 2008年02月06日 22:39
ひまひまさま、

 先日に引き続き、ちょっと驚愕しています。このワタクシよりも年上だったとは。。。

 ちなみに、『ホテル・カリフォルニア』のスペイン語バージョンですが、このワタクシは、ラテンなこのワタクシが愛する「ジプシー・キングス」のアルバムの中で発見いたしました。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月07日 01:09
ハットトリックさま

 まったくですね。

 なお、このワタクシ、冗談抜きで世界の200以上の国に行ったことがあります。(まったくもって、辛く悲しい思い出ばかりです→「モンゴルの思い出( http://aomatsunoriaki.com/article/113973630.html )」参照)
 それで、いろんな人に「どの国が一番好きか」と聞かれるのですが、正直多過ぎて判りません。
 でも、「どの都市が一番好きか」と聞かれると、「モントリオール」と「モスクワ」ははずせません。残念ながら、なぜかこういうときには、中南米は頭に浮かんできません。。。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月07日 01:21
ぱんちょ様

私は東京が一番好きです。(面白くない答えといえば答えなんですが、本当なんですよね)

ヨーロッパはどの都市も好きですが、しいて挙げればブリュッセル、リスボンです。
Posted by ハットトリック at 2008年02月07日 01:55
ハットトリックさま

 ヨーロッパは難しいですね〜。
 とはいえ、このワタクシの場合、東によってしまいそうです。ウィーンとか、プラハとか(東)ベルリンとか。。。
 共産主義には興味はないものの、おかげで妙に開発されなかった都市は良かったです。
 今では、北京を始めとして、トンでもなく開発されていますが。。。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月07日 02:11
ぱんちょ様

大学院留学時、クラスメートにブルガリア人の女性がいたのですが、“どうしたらそんなに美しくなれるのですか??”と私が考え込んでしまうことがありました。(大爆笑)
Posted by ハットトリック at 2008年02月07日 02:18
 確かに。
 やっぱり、ヨーグルトでしょうか。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月07日 02:42
ぱんちょ様

それがそれが、世界を又に駆けるキャリアウーマンだったのですが、その地位を突然捨てて、専業主婦になっちゃったんですよね…。
Posted by ハットトリック at 2008年02月07日 02:55
ぱんちょさま

「ジプシー・キングズ」、残念ながら、私まだ聴いた事ないのですが、
『ホテル・カリフォルニア』ってラテンの人がカバーしやすい曲なんでしょうか。

昨日、この記事を見ましてから、私、この曲がどうしてもまた聴きたくなり、
You Tubeで探しましたところ、なんとスパニッシュにアレンジされた
『ホテル・カリフォルニア』('94のライブらしい)を見つけました。
ドン・ヘンリーが、マラカス持って歌ってます。。。

http://www.youtube.com/watch?v=IBJTNx5qrVU

これを聴いたら、スペイン語も合いそうだと、うなづけました。
あのオリジナルの「泣く」ギターもいいですが、アコースティックもいいです〜
(ご存知だったら、ごめんなさい)

ところで、私、去年からお医者さんにすすめられて、
ヨーグルトを大量に食べるようになりましたが、
今からだとブルガリア美女にあやかれるのは、遅すぎるでしょうかねぇ。。。。
Posted by ひまひま at 2008年02月07日 15:35
ハットトリックさま

 人生いろいろ、、、ですからね〜。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月07日 23:02
ひまひまさま

 その94年のライブツアーで日本に来たときに、甲子園球場のには行きました!
 このラテンバージョンはなんとも言えませんね〜。
 また、ジプシーキングスのスペイン語版も是非とも聞いてみてください。

 ヨーグルトの効果を適宜レポートいただけると楽しみです。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月07日 23:05
ぱんちょ様

全くその通りですね。

人生、人それぞれです。

その子がまだ独身ならぱんちょ様を紹介しようと考えていたのですが…。

スミマセン、既に結婚してしまいました…
(苦笑)
Posted by ハットトリック at 2008年02月08日 02:19
ぱんちょさま

おお!ライブに行かれたんですね!それは羨ましい!
私、あれからまたYou Tubeで
「ジプシー・キングス」の『ホテル・カリフォルニア』も見つけて聴きました〜
まったく違う曲のように聴こえました。情熱的です〜
「ジプシー・キングス」といえば、私はつい、時代劇の鬼平犯科帳の曲を思い出してしまうのですが、これからは、この曲も思い出すことでしょう。。。
Posted by ひまひま at 2008年02月08日 13:27
ハットトリックさま

 紹介はいつでも大歓迎です。
 次回に期待しています。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月08日 16:59
ひまひまさま、

 ジプシーキングスは他にも名曲が一杯あるので、是非とも聞いてみてください。
Posted by ぱんちょ at 2008年02月08日 17:01
今度歌を披露してください。
Posted by 46 at 2009年08月15日 17:36
46さま

>今度歌を披露してください。

 もう聞きたくないという人は多いのだが。。。
Posted by ぱんちょ at 2009年08月15日 21:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
このブログの更新情報をメールで一日一回お届けします





ぱんちょに一言
info@aomatsunoriaki.com

@は小文字に変換してください


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。